医者を志す

入院室内

現在の日本は深刻な少子高齢化に直面しています。
また、家族形態も変化し核家族化が進んでいます。
日本では保健・医療・福祉の分野はそれぞれに個別の制度においてサービスが実施されていますが、最近ではこの三分野においての連携が不可欠との考え方が主流となっています。
特に高齢者の場合は、元々は何らかの疾患によって医療機関での治療を受けていても、治療期間が長引くことによって寝たきりになったり生活に支援が必要になることも多々あります。
そのような場合でも、できるだけ住み慣れた地域で暮らせるようにするためには、医療と福祉、保健分野がそれぞれの機能を果たすだけでなく、連携しあって様々な方面から支援を行うことが重要となります。

日本では、介護保険制度が2000年から導入されていますが、この介護保険制度は、時代の変化とともに3年ごとに制度の見直しがされています。
介護保険制度では、できるだけ住み慣れた地域で生活ができるように、訪問介護や通所介護などのサービスが受けられるほか、自宅での生活が困難になった場合は様々な高齢者施設に入所することができます。
介護保険制度では、従来の措置制度とは異なり、利用する人が自由にサービスを選ぶことができますが、最近では地域密着型のサービスが増加傾向にあります。
地域密着型では、原則として事業所の地域に住んでいる高齢者に限定してサービスを提供しています。
これも住み慣れた地域で出来るだけ暮らせるようにという取り組みの一つです。